キリマンジャロ

2016年8月に富士山頂でギターの弾き語りを実行され、来年はアフリカ独立峰世界一キリマンジャロ頂上5,895mを目指し、頂上で自作曲を弾き語りする事に挑戦されます。
10日間の行程を15Kgのザックを背負うので、ギターは「より小さく、より軽く」で無ければなりません。

 
表板と仮ネック(今後新たにサイズダウンしネックを製作します)に指板をセットしました。
指板と仮ネックとボディーの木型です。

 
表板に仮ブリッジを置いています。
最終的にピラミッド部分を削り弦間隔を少し縮めたブリッジを製作します。
ネックヘッド部を少しでも小さくする為に,糸巻き留めネジ穴を必要な分だけ 残し不要な部分を削り長さを縮めます。


スティール弦を使用するので、ネック強度が必要でネックの中にアジャスターロッドを入れますが、専用の物は無く通常の物を加工します。
ボディーに関しては、単板で製作するほうが簡単ですが、強度の事を考えると強い材を作るか探すか現在考え中です。


全長は、ギタレレ698mmよりも短くする予定です。
夢あるギターに気持ちがワクワクします。
年内完成予定

 
ローズウッドのボディー・裏甲とネックです。
作業中の大作さんと比べると、ある程度大きさが判ります。
裏甲のブレーシングは綺麗に削られています。

アジャスターロッドを入れる場所に印を入れています。
今回は発注者様じきじき大作ギター工房まで行かれ写真を送って頂きました。
かなり作業が進んでいるので、この調子で進と11月中旬には完成するでしょう!
11月中旬頃に引き取りに行きます。

Leadman
今西

完成間近

 

 
 

 

 

 
 
 

 
 
 
 
 

このような順序で日々完成に近づき11月13日ついに完成です。
11月17日に引き取りに長野県小諸市まで行ってきます。

LeadMan 今西

完成

11月13日にキリマンジャロギター誕生し17日に長野県小諸市まで受け取りに行き、11月18日にオーナー様に引渡を完了いたしました。

50歳から何か世に残そうとK.Countryの復活を始め、小倉博和さんと知り合い小倉さんの紹介で佐藤竹善さん、福山雅治さん、槇原敬之さん、山崎まさよしさん達からアドバイスをいただき改良を重ね、個々の調整の大切さを実感しつつ、ギター製作の進化を考案し続けました。
またDepapepe徳岡慶也さんモデルが完成、多くのユーザーさまからのアドバイスで現在のK.Countryを築き上げました。
今回はキリマンジャロの頂上で弾き語りをしたい登山家ミュージシャンと出会い、非常に興味が沸き,製作家大作さんに無理を承知でお願いしました。
彼も同じ想いで快く受けていただきました。
作るにあたり、軽量化・強度・音量・音色など色々新たな試みを行いました。
予想以上の出来栄えでオーナー様にも喜んでいただき,非常に満足感を得ました。
K.Countryユーザー様また応援してくださる方々に感謝・感謝です。


キリマンジャロ登頂に同行するK.Country「Be a Man」
横に2ℓのペットボトルを置きました。

 
全ての人々に「生きる」 12Fletインレイ大作さんからのプレゼント
キリマンジャロ頂上では弾いた音が反射しないので上部にサウンドポートを施し演奏者にギターの音がより聴こえるようにする。


サウンドホールから覗いた写真です(サウンドポート穴部を木材で補強)
今回製作にあたり未知の世界なので強度と音を考え、ボディー部を合板にすることで決定。
合板は単板より強度は増ましますが、音の響きがよくないので,今回の合板は裏と表のローズウッドは同じ板の目で間に同じくらいの硬さの材を使うことによって音の響き良さを確保しました。
クラシックギターで有名なホセラミレス1965年製もこの様な合板を採用していました。
サウンドポート穴を飾りつけしています。

 
本来ブランド名はヘッドに入れるのですが,オーナー様の強いご要望で「Be a Man」をヘッドに入れる。
Be a Manギターの誕生日とオーナー様のご好意でボディーにK.Countryロゴと大作さんの名をいれる。

2017年K.Countryは、イチゴギターやハカランダ材を使った超豪華なギターを作ります。

LeadMan 今西

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